いつまでもあると思うな親と金
ふと頭にこの言葉がよぎると、親に電話をかけてみたり、通帳や保険の証券などみなおしてみたりと…単純な私ですね(^_^;)
この言葉は、「親はいつまでも面倒を見てくれるわけではない。お金も使えばなくなる。だから自立と倹約を心がけなさい」という意味です。この年齢になると本当にそうだと感じます。
「いつまでもあると思うな親と金」を自分に言い聞かせ、旦那に伝え、元気な両親に感謝し、今を大切に生きたいと思います。でも、たまにこの言葉を思い出しても、すぐに忘れてしまいがちです。反省しないといけませんね💦
私は口のケアに関わる仕事をしているので、この言葉に「歯」という単語も加えてみました。
「いつまでもあると思うな親と金、そして自分の歯」
これを、口で食事をしている皆さんへの座右の銘として送りたいです。
歯の大切さ
歯の本数は上下左右で28本あります(親知らずを除く)。しかし、年齢が上がると少しずつ歯の数が減ってきます。
厚生労働省「平成28年国民健康・栄養調査」によると
40代では平均27本、
50代では24本、
60代では18本というデータが出ています。
年齢が上がると共に少しづつ歯の数が減ってきていますね。
母とその友人との会話で
「昔はステーキを楽に食べられたのに、最近は硬いものが苦手になってきた」とか、
「お煎餅を食べるときに気を使うようになった」
「昔ばあちゃんが煎餅を、お茶に浸して食べとったが今その気持ちわかるわぁ~」
といったかんじのやり取りを聴き、年齢とともに歯の悩みが増えて来るもんなんだなぁ・・と感じています。
53歳の私は幸いにもまだ全部の歯がありますが、母親が肉を噛むのを諦めたり、姑が入れ歯で食事に時間がかかっている姿を見ると、噛んで食べることのできる歯の大切さを実感します。
歯が減る理由とその影響
歯が減る理由はさまざまです。
- 怪我で歯が折れた
- 何かの拍子に歯が割れた
- むし歯が進んだ
- 歯周病が進行して抜けた
怪我は仕方がないですが、歯にピリッと感じたら早めに歯医者に行ってください。
早期治療で神経を取らなくても済むことがあります。神経がある歯はしなやかで、割れにくいです。
むし歯や外科的な治療は歯医者に任せるしかありませんが、歯周病は日々のケアが大切です。
歯の汚れはその日のうちにきれいにしておきましょう。ケアに自信がなかったら当店に相談してください。
歯が少ないとどうなるの?
1、胃や腸への負担: 食べ物をしっかり噛んで細かくすることで、胃や腸への負担が軽減されます。
歯が少ないと、食べ物を十分に噛むことができず、大きなまま胃に入ってしまいます。その結果、胃や腸が食べ物を消化するのに負担がかかり、消化不良や胃もたれの原因になります。
2,偏食のリスク: 噛みにくいものを避けるようになると、食事の内容が偏りがちになります。
例えば、硬い野菜や肉を避け、柔らかい炭水化物や加工食品に頼ることが増えます。これにより、栄養バランスが崩れ、健康に悪影響を及ぼします。
3,脳への血流の減少: 噛むことで大脳への血流が増加します。
噛む動作は、脳に血液を送り込む役割があり、これが記憶力や認知機能の向上に繋がります。よく噛むことで脳が活性化し、若々しさを保つことができます。逆に、噛むことが少ないと脳への血流が減少し、記憶力や認知機能の低下が進む可能性があります。
毎日の口腔ケアを大切に
歯を大切にすることで、家族と一緒に美味しい食事を楽しむことができます。
特に、家族団らんの食卓で「お母さんの作った料理が美味しい!」と言ってもらえるのは嬉しいですよね。
口が健康であることで、家族との大切な時間をより楽しむことができます。
口臭、舌の状態、粘つき、歯磨き時の出血、体調が悪いときの口の中の違和感を感じたら、ぜひ相談してくださいね。歯医者が苦手な方は、ぜひTeeth Ai高岡にお越しください。
自分への投資と思い、将来の自分のために、毎日の口腔ケアを見直していただきたいと思っています。
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