2022-09-12

歳をかさねていくと歯が黄色く感じるのは?

 

欧米人は歯が白くきれいなイメージに対して日本人の歯はそうでもない

私がそのように見えているのですがみなさんはどのように見えていますか?

まず国によって食べ物が違います。

今はどうかわかりませんが、大昔へ遡ると欧米人は肉を主に日本人は魚や大豆、米を主に食べていました。

食べるものが違えば体の大きさも違いますし、筋肉の付き方や骨格が違います。

ということは歯の大きさ厚さにも違いがあります。

歯科勤務の時メキシコの方ブラジルの方アメリカの方ロシアの方を、治療についたことがありました。

口を見た時のイメージは歯並びがきれいで、歯の色が白い、大きな口、口を開けると口の中がよく見える、そのような感じです。

来院されていた外国の方が、前歯の治療に詰めるレジンの色はA-1かなり白い色を選んでいました。

日本人はだいたい歯に詰めるレジンの色はA-3の方が多いかな?たまにB色やD色を使う歯の色の方もおいでました。

歯の色のランクはABCDに分類されていて、更に1234と分かれていて、A-1が一番白い色というようになっています。

ホワイトニングをされた方が前歯に詰め物される時A-1、A-2の色を使います。

ということで 本来日本人の歯の色は欧米の方からみると白くないのです。

それは肌の色とおなじで黄色色素が多い???

 

いや そうではなくて歯のエナメル質が日本人は薄いのです。

歯は神経が歯の中心にあり、それを守るように象牙質がおおい、外側がエナメル質というようになっています。

エナメル質は白い色をしているわけではなく、透明な柱がぎゅっぎゅっぎゅっと集まっています。

歯の色はエナメル質を通し光の屈曲を経て象牙質の色を見ています。

象牙質の色は生成り色ですね

このブログを読まれている方はまめに歯を磨いている人が多いかと思います。

汚れを取る、歯周病菌を減らすため歯を磨くことはいいことなのですが、磨きすぎはどうかな?と思っています。

研磨剤が多く含まれている歯みがき剤で歯みがきを一生懸命していると、日本人の薄いエナメル質を更に薄くしてしまいます。

それを毎日、毎月、毎年と年月を重ねて歯みがきをしていくとどうなるでしょうか?

エナメル質が薄くなってしまい生成り色の象牙質の色が見えてきます

そしてその象牙質の色は年齢とともに色が濃くなってきます。

なので歳をかさねていくと歯が黄色く感じるのでしょう

全員全部ががそういうわけでもなく、食べ物や飲み物の色素がエナメル質の細かい柱(エナメル小柱)に入り込んでしまったり、歯の表面の汚れだったり、子供の時服用していた薬の副作用だったりという要因もあります。

 

では どうしたらいいのでしょう

よっぽど歯の色が気になるならホワイトニング 白い色のかぶせ物やラミネートベニアを貼る という手段にはなりますが、そこまででも…の方は歯磨き粉を研磨剤を考慮されている物を選んでみてくだい。研磨剤の少ない歯磨き粉はとろっとろです。

いつもの歯の磨き方を変えてみる。同じ方向をゴシゴシしておいでるならたまに違う方向から動かしてみたり、歯みがきの圧を和らげてみたりと、歯肉や歯に負担のない磨き方にしてみるというのもどうでしょうかね

あ~~~よぉわからん!という方はTeeth Ai 高岡に来られて研磨剤の少ない歯磨剤で歯肉や歯に負担なくしっかりバイオフィルムを剥がしとるクリーニングを体験してみてください。

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