皆さんは、自分の歯のこと、口のことにどれだけ関心を持っていますか?
もし素敵な笑顔に憧れていたら、お口のケアを意識してみてください。
先日、フォローしている方のインスタライブを聞いていると、
「いつも洗顔するように、いつもはみがきをするのはなぜですか?」という質問がありました。
虫歯になりたくないから、
歯医者に行きたくないから、
食事と歯みがきはセット、
すっきりするから、
臭くなるから、
笑顔を不快に思われたくないから、
歯に食べ物が挟まっていたら恥ずかしいから、
1日の締めくくり、
歯を綺麗にしていたい、
おばあちゃんになっても歯で食べていたい
歯と歯肉の健康、
先生に歯を磨けと言われたから…など、様々な意見がありました。
日常的に歯を磨くことは当たり前のように捉えられていますが、その磨く理由には嫌な経験があるから歯みがきをしなくては…という理由で磨いている方もいるようです。
一方、洗顔に対してはどうでしょうか?
顔は理屈なしに洗う方が多いと思います。
先生に言われたから、皮膚病になるから…といった理由で顔を洗っている方はあまりいないと思います。
多くの方はすっきりしたい、汚れを落としたいといった思いで顔を洗っているのではないでしょうか。
歯みがきも同様に捉えていただけたら、少し口腔ケアに対して見方が変わるかもしれませんね。
そして、洗顔のあとのお手入れも熱心に取り組んでいらっしゃる方が多いように思われます。
その背景には何があるのでしょうか…顔は見えるから、口は閉じているので見られることが少ないからといった意識からでしょうか?
話は変わりますが、世界での口腔ケア事情についてお話したいと思います。
実は、日本は口腔ケアに対して後進国だとされていること、ご存知でしょうか?
さらに、困ったことに多くの外国人が、日本人は「清潔できれい好き」だけど「口が臭い」と感じています。
サンスターさんによる口腔衛生意識調査(2021)によると、
「口臭についてやや自信がある、または自信がある人」は
日本人は19%、アメリカ人は68%、ドイツ人は79%とのことです。
初対面の人と会うときに、相手のどこをよく見ているかも興味深いですね。
日本人は、目、体型、髪型、服装、歯の順で見ている一方、
アメリカ人は、目、歯、体型、服装、髪型、
ドイツ人は、歯、目、髪型、服装、体型の順に見ているそうです。
また、日本、アメリカ、ドイツでの口腔ケアのお金のかけ方にも違いが見られます。
日本は¥3000未満、アメリカは¥5000~¥10000、ドイツは¥10000~¥15000とのことです。
自分磨きをするとしたら、髪や顔、体に意識が向く傾向がありますが
その中に口腔ケアのことも加えていただけたらなぁ~と思います。
口はどうしても食べるところというイメージがありますが、実は顔の表情のほとんどは口元周りの筋肉が関係しているのです。
目尻が上がり、ふっくらとした頬、口角の上がった口元、笑えば白い歯に爽やかな息、口腔ケアを取り入れて、笑顔に自信を持っていただきたいです。
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