4月に入りましたね!
マスクを外している方がちらほらと見かけるようになりました。
昨日買い物をしていたら、久しぶり(6年程ぶり?)の友人を見かけ声をかけました。
あまりの久しぶりで積もる話も沢山ありましたが・・・
最終的には 「顔のたるみが気になりマスク外せれんよ~どうすればいいがけ?」になり、
お店の中で💦家でできるケアのこと、舌の運動のことを伝えました。
やはり隠れていた物をだすとなると 気になりますよね・・・
今回はその舌の運動について書きます。
いきなりですが、舌を「べえぇ~」と下に向けて出すと、何センチぐらい出せますか?
私は鏡の前で測ってみると出ている部分は5センチ強程でした。
日本人の舌の長さは(見えない奥の部分も含めて)男女共に平均して7センチ前後だそうです。
それがどうした? ですが(*^o^*)
人前で舌を出すことはあまりよしとはされていませんが、私は介護施設の元気な利用者の方には、「たまに舌をべえぇ~と思いっきり出してね」と言っています。
それは、舌を動かし鍛えることでむせ予防になるからです。
舌って実は筋肉の塊で、結構力もあるのですよ。
私達が舌として見えている部分は右の図の緑色で囲んだところで
舌全部というと左の図の青色で囲んだ部分になります。
その大きさは200㌘ほどの分厚いステーキ1枚分だそうです。
余談ですが・・・焼き肉店で食べる塩タン。意識して食べてみるとタンは歯ごたえがあり脂肪の部分がないですよね。舌は筋肉の塊というのも納得です。
舌は口の中で大活躍をしています。
食事をするとき左右にバランス良く噛めるのは、舌が食物を左右に移動させているからです。
歯が食べ物のところに移動して噛んでくれるわけではないですよね。
かみ砕いた食物を喉の奥へ移動させ、ゴックンと飲み込めるのも舌が活躍してくれるからです。
舌が複雑な動きをする事で、発音する、歌う、口笛を吹くという事ができています。
そのように舌は口の中で働き者なのです。
舌は顔や喉に筋肉と繋がっていて、それらの筋肉が弱ってくると舌が喉の方に下がってしまいます。
そうなると飲み込みが上手くできなくなり、食事中むせることが多くなってきます。
そして、残念なことに見た目の変化がでてきます。
顔の口周りの筋肉がたるみ(口角が下がる)、首から顎にかけての筋肉がもたつき(二重顎)ができてしまいます。
こまりましたね・・・
裏を返せば舌が若い頃と同じ位置でよく動くことができていれば、むせや顔のたるみ顎のラインを心配をしなくてもよいことになります。
前回「いー」で口周りの筋肉を鍛える話をしました。
今回は私が自分に取り入れている舌の運動をお伝えしますね。
一つは【べえぇ~】です。
「べえぇ~」はあっかんべぇをするように舌を思いっきり出して10秒をキープ×3
できれば両手をお尻のあたりでつないで背筋をピーンと伸ばし「べえぇ~」と舌を出し、天井を見上げていただけたらなおのこと良しです。
カメが甲羅から首をびよ~んと長く伸ばしている そのようなイメージでゆっくりとした動きで息を吐きながらしていただけたらと思います。
VOCEさんに同じ内容を記載されていた画像があったので引用させていただきました。
もう一つは【口の中で舌をぐるぐる】と回してください。
前歯の表面を舐めるように大きい動きでぐるぐるというかんじです。
それを右回し10回、左回し10回。慣れてきたら回数を増やされていいかと思います。
どちらも慣れてくるまできついかもしれませんが、短時間でできることなので空き時間に是非取り入れてみてください。
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