2022-08-28

大切な物は失ってから大切だと気がつく

先日、クリーニングとポケットクリーニングの二つの施術を受けた方が、こんなことをおっしゃっていました。

 

「今更こんなことをしていても仕方ないかもしれませんが…

これ以上歯を失いたくないので、よろしくお願いします。

歯があって当たり前と思っている時は、ちっとも気にしていませんでしたが、

失ってから大切なものだったと気がつくもの、それは歯だけではなく人や物でもありますね。

今更ですが、こんな状態になってから一生懸命口にとっていいと思うことを始めています(笑)」

 

う~ん…

 

「失ってから大切なものだったと気がつくもの、それは歯だけではなく人や物でもありますね…」

が深いですね。

「私はたばこも吸いますし、1人で暮らしているので、好き勝手なことをしていました。

しかし、食べることが都合悪くなり、歯医者に行ったら歯を何本か抜かないといけない状態になりました。

歯を抜いて入れ歯を作ってから、歯医者にこのようなお店があるよと勧められて、ここに来ました。」

 

歯周病に関して言えば、歯周病は急激に進行するものではなく、静かにじわじわと進みます。

 

体はそのじわじわと進んでいる期間にトラブルになっているサインを出しているのですがね…

 

歯を磨くと、たまに歯肉から出血がある、歯肉炎を起こし腫れてみたりと、体はトラブルが始まっているサインを出しています。

サインをそのままにしていると、噛むときに痛みを感じるようになり、そこから膿が出るようになります。

更に進むと歯がグラグラと動き始め、その時にはしまったぁ!(´д`)ということになっています。

それは口だけでなく、口内で出血している傷口から体内に侵入し、歯周病菌は体の中を蝕んでいこうとします。

本当に歯周病菌はろくなことをしませんね(`ヘ´) プンプン。

 

歯があることが当たり前のようで、そうではないこと。

歯は話す、食べる、笑うためには大切な存在ということを失う前に気がつきたいですね。

それは日常生活にも通じます。失ってから大切だったと気がつくことがありませんか?

ほんの少しの意識、ほんの少しのケアでより良い生活が送れたらいいですね。

Teeth Ai高岡は元気な口から健康へのケアのお手伝いをして、素敵な日常をお送りいただきたいと思っています。

 

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