歯の汚れ
歯に汚れがつかなければいいのに
その様に思われたことはないでしょうか?
歯の汚れは口の中のトラブルの大半の原因となっていると思っています。
歯に汚れがつく それはなぜでしょう
歯はペリクルという膜に覆われ守られています。
ですがその膜は口腔内にいる細菌をくっつけてしまいます
歯に付いた細菌に更に細菌が付き、何層にも重なり3日かけてバイオフィルムという細菌の層の膜をつくります。
歯みがきで汚れをしっかり剥がしとれていないと、
細菌の膜が重なりプラークという細菌の塊を作ってしまいます。
このように重なってプラークは作られます
細菌達のミルフィーユといった状態でしょうかね
それは白くヌルヌルとしています。
プラーク=歯垢 は、言葉が悪いですが【歯くそ】と表現されいます。😓
目くそ 鼻くそ 歯くそ
確かにプラークは排泄するう○ち(くそ)と同じくらい沢山の菌が居るといわれています。
なので【歯くそ】というのもなるほど・・・と納得しました。
「プラークがついているよ」と言われたらあぁそうかぐらいで軽く受け止める方も
「歯くそがついているよ!」とは言われたらいい気はしないと思います。
綺麗な表現よりあえてこの表現の方が歯を磨かなくては!
と、意識づいていいのではないかと思ってみたりもします。
そのプラークが2週間ほど磨き残しとして歯に付いていると唾液の成分により石灰化が始まり
石みたいに硬くなり歯石となります。
歯+ペリクル→バイオフィルム→プラーク→歯石
と言う流れで歯石が出来上がります。
歯石が歯についてしまうとさすがに自分で取ることは難しいです。
そして歯に歯石が長期へばりついていると歯周病の始まりとなります。
歯石は菌の温床の場となり歯周病菌にとってはとても居心地のよい巣となります。
歯周病菌は口の中で悪さをする事だけではとどまらず、
血管の中から体に侵入しようとしています。
怖いですね・・・
歯周病菌の話となると長くなってしまいますので、それは又いつかにしますね。
歯の汚れはどうしてもついてしまう事
歯みがきをしないと更についてしまうという事
磨いていても磨き残しがあると歯石をつくってしまう事
知っていただけたら うれしいです。
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