前回、歯周病についてお話しましたが、今回はその予防につながる「口腔ケア」について知っていただきたいと思います。
「歯周病菌がどこにいるのか」について、一緒に見ていきましょう!
歯磨きしているはずなのに…
毎日しっかり歯磨きしているつもりでも、たまに出血したり、口の中の粘つきが気になることはありませんか?
実は、これが歯周病菌の仕業かもしれません。
では、いったい歯周病菌はどこに潜んでいるのでしょうか?
口の中には、歯以外にも歯肉、粘膜、唾液、舌などがあり、なんとそのすべてに細菌が存在しています。
その数は、地球の人口の数倍にも及ぶんです!
ここで質問です!😊
Q: しっかり歯磨きした後でも、時間が経つと口の中にどれくらいの細菌がいると思いますか?
A: 実は、1,000~2,000億もの細菌がいるんです!
驚きの数ですよね…。
腸内には善玉菌・悪玉菌がいるとよく聞きますが、
じつはお口の中にも「良い菌」と「悪い菌」が共存しています。
その中でも、特に厄介なのが「歯周病菌」です。
歯周病菌は、酸素が少ない場所を好みます。
歯と歯の間や歯周ポケット、舌のザラザラしたヒダの中で増殖し、これが原因で口臭が発生したり、歯ぐきが腫れたりします。
さらに、歯ぐきから出血すると血液中のタンパク質や鉄分を栄養にして、活発に活動し、体内へ侵入しようとします。
歯周病菌は、口臭の原因になるだけでなく、他の病気のリスクも高めることが分かっています。
でも、ご安心ください!☝️
正しい口腔ケアを習慣にすれば、歯周病菌を抑え、健康な口腔環境を保つことができます。
次回は、歯周病を予防するための効果的な口腔ケアの方法について詳しくお話ししますね。
一緒に健康な歯とお口を守っていきましょう!✨
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