お疲れ様です。今回は口のことをお話します。
「口」とは何をする部分でしょうか?
私はたまに老人会のセミナーで口の話をすることがあります。
そこでそのような質問を投げかけると、
「食べるところじゃ!」
「チューするところじゃ」
と、このような声が返ってきます。笑
では、お口の中には何がありますか?
すぐ思いつくのは歯でしょうかね…
「口の中に何がある?」と聞くと、すぐ出てくる答えは「歯」と言われる方が多いです。
でもよく考えてみてください。口の中には歯だけがあるわけではないですよね
粘膜
口の入り口のとなる唇は粘膜に覆われています。
口の中に入れたくないっ!!と感じぎゅうっと閉じる事で、口の中にはなにも入ってきません。
唇の筋肉が思い通りに動くことで、口に入れたり入れなかったり、物をこぼさず食べる事ができます。
飲み物でもそうですし唾液を垂らすことも防ぎます。発音するにも大変重要な役割を担っています。それは口の中の筋肉も活躍していて、それらの筋肉を覆っているのが粘膜になります。
口の中全体は柔らかい粘膜に包まれています。
歯(入れ歯)
口に入れた食べ物をかみ切り、砕き、すりつぶし、細かく小さくして飲み込み消化しやすくする役割をしています。
歯が割れていたり、虫歯になっていたり、治療したところが感染を起こしていたりしていると痛みが出てきて噛むことができなくなることがあります。
歯を支える歯肉
これがトラブルを起こしていると血が出たり膿が出たり歯がぐらついたりします。傷ができていると入れ歯は痛くて入れる事が困難です。
歯肉=歯周 歯周病菌とは歯の周りの病気の菌。
歯肉がしっかりしていないと、あの臭くて空気が嫌いで血液が大好きな菌(歯周病菌)💦が大喜びし大暴れします。
そして口の中で一番大きな存在 舌
舌は口の中で一番の働き者です。
食べ物を噛むためにあちこちの歯の上に移動させ、最終的に細かくなった食べ物を舌の上に乗せゴックンとして飲み込みます。それと同時に味蕾センサーで味を判断し美味しい、しょっぱい、酸っぱい、甘いと判断をします。
話をするとき舌は口の中であらゆる形になって発音の手伝いをしています。
大まかに口の機能に関わる大切な部分4つをあげました。
口は大切に と思っていらしたら
粘膜
歯(入れ歯)
歯肉
舌 の4つを意識して口腔ケアをしていただけたらなぁ~と思っています。
次回、粘膜について話したいと思います。気長にお待ちください。💦
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