歯科医院に勤務時、歯周病が進んでいる患者さんに歯を磨いていると、磨けているという言葉の違いがわかりますか?とよく言っていました。
磨いているけど汚れがおちていなかったら磨けているとは言えません。
口の中は菌が活動しやすい体温と同じ36度前後。
細菌が沢山居ます。
歯の汚れはたちまち菌の餌となります。
餌があると菌は増えてきます。口の中の菌が増えるのは善玉菌だけであって欲しいのですが悪玉菌も増えます。
悪玉菌の中には虫歯菌がいれば歯周病菌もいます。
虫歯菌は
歯がある人で、食事をして時間が経つ、むし歯菌の存在、歯に汚れが付いている、その4つの要素が重なることで活躍し歯をむし歯にしていきます。
一つでも要素がなければおとなしくしています。
極端な話 歯を磨けていればむし歯にはなりません。磨いているではなく磨けていればになりますがね。
歯周病菌は
やっかいな存在の菌です。
臭い、粘つく、空気が嫌い、血液が好き、それは広範囲に存在している。
歯の周りの病気の菌で歯周病菌と書きますが、歯が無くなった人の口の中にも歯周病菌はいます。そしてそれはアルツハイマーの方の脳、心筋梗塞の詰まった血管、動脈硬化の血管、早産のされた方の羊水、等全身にまつわる大きな病気に歯周病菌が存在が見つかっています。
歯周病は年齢、生活習慣、ホルモン、糖尿病、免疫力、噛む負担に深く関わっていて、
歯を磨けていても治るものではない
歯周病と病名がついてしまったら、それ以上ひどくならないよう食い止めることにつきる治ることはないだろうなぁと、歯医者勤務の時思っていました。
今私は歯医者をやめ口腔ケアサロン「Teeth Ai 高岡」という店を開いています
口腔粘膜や筋肉、ツボを刺激マッサージすることで血流とリンパの流れを促し、質の良い唾液を出す。
舌をきれいにして口腔内細菌を減らす。
歯ぐきの溝をきれいにして歯を支えている組織を元気にさせる。
医療ではない少し角度を変えた立ち位置で口腔内をサポートしています。
将来の自分の健康な体のために受ける口腔ケア
口のケアは自分でするよ!むし歯になったら早めに歯医者へ行くしメンテナンスにこまめに通っているから大丈夫!と思っておいでる方が多いと思いますが、
歯医者が好きではない苦手、ゆったりリラックスして眠りながらケアを受けたい
機械の削る音や薬品の匂いで緊張する
気持ちと口からサッパリスッキリして元気になりたいという方が来店されています。
少し贅沢かもしれませんが自己投資的なそんな口腔ケアもあります。
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